THE CONTENTS

ソビエト連邦が初めて大会に参加したほかイギリスを構成するイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4ヶ国が初めて予選ラウンドに参加した。
英国4協会の中でスコットランド代表がもっとも強豪国揃いのグループ2に入り、結果的に1分2敗のグループ最下位で大会を去った。

フランス対ブラジル戦ではフォンテーヌが1得点を決めたがペレがハットトリックを決め5対2と一方的な展開となった。3位決定戦でジュスト・フォンテーヌは4得点を決めてこの大会での通算得点数を13とし得点王となった。
この記録は現在でも破られていない。

決勝戦は開始わずか4分でスウェーデンが得点を決めリードを奪ったが、ババが即座に1点を決めて追いつき、さらにハーフタイム前に1得点を決めてブラジルが逆転した。
後半はペレが支配して2得点を決め、マリオ・ザガロが1得点を決めて完全に試合を決めた。ブラジルは初めてジュール・リメ杯を手にした。欧州開催の大会で南米勢が優勝した唯一の大会となっている。