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ソウルで行われた開幕戦では前回優勝国のフランスが初出場のセネガルと対戦。この試合でセネガルが1対0で勝利し波乱の大会の幕開けとなった。
事前の親善試合で負傷したジダンの抜けた穴を埋めることができず、アンリ、トレゼゲ、シセと3ヶ国のリーグ得点王を擁しながらグループリーグで1得点もあげられずに敗退した。
日本は1回戦でトルコと対戦し0対1で敗れ、初のベスト8進出はならなかった。韓国はイタリア、スペインに勝利しアジア勢として初の準決勝に進出した。
韓国国内がこの快進撃に熱狂する一方、韓国選手のラフプレーに審判が笛を吹かないなどの審判の誤審が問題となった。

決勝は地区予選で大苦戦して前評判が決して高いとは言えなかったドイツとブラジルの戦いとなった。優勝回数1位と2位の国同士であるにもかかわらず、ワールドカップでは初対戦となった。
この試合を2対0で勝利したブラジルが5度目の優勝に輝いた。大会の得点王はブラジル代表FWのロナウド(8ゴール)。